〜羊と自然と暮らす、人々の営み〜

ホームスパン職人と行く 工房・牧場巡り&糸紡ぎ体験

2024年1月10日より、岩手県の自然豊かな環境で育まれた伝統文化と、長年紡いできた人と羊との深い絆を体験できる特別ツアー、「ホームスパン職人と行く 工房・牧場巡り&糸紡ぎ体験」をインバウンド向けにブラッシュアップして販売開始いたします。

「ホームスパン」とは、「家で紡がれた」を意味し、スコットランドやアイルランドで発祥した手紡ぎ・手織りの素朴な毛織物です。日本では、1881年頃に綿羊が岩手へ渡ってきた頃、在任していたイギリス人宣教師から織り方を教えてもらったことが始まりと言われています。

他の毛織物と比較にならないほどの暖かさ、肌に触れてもちくちくしない柔らかさ、複雑な色合い、抜群の耐久性を持った、毛織物の最高級品として評価され、大正時代には軍服や官服としての需要が高まりました。しかし、手間も時間もかかるホームスパンは、その後近代化などを背景に衰退。今も手紡ぎ・手織りという昔ながらの技法を受け継ぎ「産地」として残っているのは、岩手のみとなりました。

本ツアーでは、ホームスパンの歴史や技法に触れながら、酪農が盛んな雫石町や西和賀町の風土・歴史・食文化を堪能していただきます。日帰りプランと一泊二日プランの2種類をご用意し、それぞれご希望に合わせてお選びいただけます。日帰りプランでは、盛岡駅から出発し、ホームスパン工房見学や羊牧場見学、糸紡ぎ体験を楽しめます。一泊二日プランでは、一棟貸しの民泊に宿泊し、地元の出張シェフによる羊料理やカントリーの景観を堪能しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
（いずれのプランも、糸紡ぎ体験をしていただけます。お客様が体験の中で紡いだ糸を生かし、ホームスパン職人が引き継ぎマフラーに仕上げた完成品を、後日皆様のお手元にお届けいたします）

都会や日常の喧騒から離れて、自然や羊と共生してきた人々の暮らしを体験し、岩手の魅力を存分に味わいながら心身ともにリトリートしませんか。

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皆様のお越しを心よりお待ちしております。